AI Automation Proposal
AI活用提案書
運営業務の自動化・動画編集・LP改善について、
どのAIツールが使えるか、初心者でもわかるように整理しました。
はじめに読んでほしい:AIツールの種類
「AI」と一口に言っても種類があります。今回出てくるツールを3つに分けて理解しましょう。
運営業務の自動化
1-① 問い合わせ対応チャットボット
Prairieサービスにて、FAQの自動回答+有人対応への誘導
やりたいこと
ユーザーからの「よくある質問」にAIが自動で答えてくれるチャットボットを作りたい。複雑な問い合わせはスムーズに人間のスタッフにつなぎたい。
おすすめの方法
方法A:ノーコードチャットボットSaaS(最も簡単)
Dify、Botpress、Tidio などのサービスを使う方法。
FAQのドキュメントをアップロードするだけで、AIがそこから回答を生成してくれます。
Webサイトへの設置もコードを1行貼り付けるだけ。プログラミング不要です。
💰 目安コスト:Dify(無料〜月$59)/ Tidio(無料〜月$29)/ Botpress(無料〜月$25)
方法B:CS(カスタマーサポート)専用SaaS
Zendesk AI や Intercom など。
AIチャットボット+有人チャット+チケット管理がセットになったサービスです。
問い合わせ対応を本格的に効率化したいならこちら。ただし月額は高めです。
💰 目安コスト:Zendesk(月$55〜/人)/ Intercom(月$39〜/人)
用語解説| SaaS=月額課金で使えるWebサービスのこと。ソフトをインストールする必要がない。| RAG=FAQなどの文書をAIに読み込ませて、そこから回答を生成させる仕組み。| API=プログラムからAIを呼び出すための接続口。
1-② 報告書類の作成・ダブルチェック
RPA×AIを活用したRY報告書等の作成支援。メール作成の自動化まで
やりたいこと
報告書の下書きをAIが作ってくれて、ダブルチェック(間違い探し)もAIがやってくれる。さらに、支払い要否に応じたメールの自動作成まで。
おすすめの方法
GAS(Google Apps Script)+ Gemini API
これが最もコスパが良い方法です。流れはこうなります:
💰 Gemini API:月$0(無料枠で十分)/ GAS:無料(Google Workspace付属)
用語解説| GAS=Googleが提供するプログラミング環境。スプレッドシートやGmailを自動操作できる。無料で使える。| RPA=人間がPCで行う操作(クリック、入力など)をロボットが代行する仕組み。GASもRPAの一種。
1-③ Kids視聴時間分析
AIによる視聴分析、傾向抽出、人気ジャンルレポートの自動生成
やりたいこと
子ども向けコンテンツの視聴データを分析して「どのジャンルが人気か」「どの時間帯に見られているか」をレポートにしたい。特集の企画や、新しいコンテンツの仕入れ判断に活かしたい。
おすすめの方法
単発の分析なら → Gemini or NotebookLM
「今月の視聴データを分析したい」のような単発の作業なら、GeminiやNotebookLMにデータを渡すだけで十分です。プログラミングは不要で、今すぐ始められます。
毎月の定期レポートなら → Looker Studio + Gemini API
毎月同じフォーマットで自動生成したいなら、Looker Studio(Googleの無料ダッシュボードツール)でグラフを常時表示しつつ、Gemini APIで文章レポートを自動生成する仕組みが最適です。
💰 Looker Studio:無料 / Gemini API:無料枠で十分
用語解説| Looker Studio=Googleの無料ダッシュボード作成ツール。スプレッドシートやDBのデータをリアルタイムでグラフ表示できる。| CSV=Excelの簡易版のようなデータファイル形式。どのツールにも読み込ませやすい。
動画編集(じゃじゃじゃじゃん関連)
2-① 短尺動画への変換
既存コンテンツの TikTok / Instagram リール / YouTube ショート 用の縦長動画化
やりたいこと
すでにある横長の動画(16:9)を、スマホ向けの縦長(9:16)に変換したい。ただ切り取るだけでなく、見どころを自動で検出して短い動画にしたい。
おすすめの方法
OpusClip(オーパスクリップ)
長い動画をアップロードすると、AIが「盛り上がっている場面」を自動検出して、縦長の短尺動画に切り出してくれます。字幕も自動で付きます。TikTok/Reels/Shorts用の動画が数分で完成。
💰 無料(月3本)/ Pro $15/月 / Business $29/月
CapCut(キャップカット)※商用版
TikTokの運営会社が作った動画編集ツール。テンプレートが豊富で、自動字幕・縦横変換・エフェクト追加が簡単。子ども向けコンテンツのテンプレートも多いので、じゃじゃじゃじゃんとの相性が良い可能性があります。
💰 無料版あり / Pro $9.99/月
Vizard.ai(ビザードAI)
OpusClipと似たサービス。日本語の字幕精度が高く、動画のジャンル分析もしてくれます。
💰 無料(月2時間分)/ Pro $16/月
どれを選べばいい?
・まず試すなら → OpusClip(無料で3本試せる)
・細かく編集したい → CapCut(テンプレート・エフェクトが豊富)
・日本語字幕の精度重視 → Vizard.ai
2-② 素材の統合・再編集
短尺素材を繋ぎ合わせて長尺コンテンツ化(例:3分×3本 → 10分動画)
やりたいこと
短い動画(3分程度)をいくつか組み合わせて、YouTube用の10分動画を作りたい。つなぎ目にトランジション(場面転換の演出)を入れたり、テロップを追加したい。
おすすめの方法
CapCut(キャップカット)
複数の動画素材をタイムライン上に並べて、トランジション・テロップを追加する作業が直感的にできます。自動字幕機能もあるので、テロップ入れの手間が大幅に減ります。
Descript(ディスクリプト)
テキストベースで動画を編集できるユニークなツール。「えーと」「あの」などの不要な言葉を自動削除する機能もあります。動画の文字起こしがテキストとして表示され、テキストを編集すると動画も編集される仕組み。
💰 無料版あり / Pro $24/月
用語解説| トランジション=動画の場面が切り替わる時の演出(フェードイン・ワイプなど)。| テロップ=動画内に表示する文字テキスト。
LP改善・新規作成
3-① 既存LPの改善
kids.prairie-park.com の既存LPの改善点を洗い出し
やりたいこと
今あるLPの「どこが良くて、どこを直すべきか」を分析したい。デザイン・コピー(文章)・ページの表示速度・スマホ対応など、総合的に見てほしい。
おすすめの方法
Claude Code(クロードコード)が最適
Claude Codeなら、LPの分析から改善提案まで一気通貫で対応できます。
💰 Claude Code利用料のみ(追加ツール不要)
用語解説| LP=ランディングページ。広告やリンクをクリックした先に表示される、申し込み・購入を促す専用ページ。| PageSpeed Insights=Googleが提供するページ表示速度の測定ツール。遅いと離脱率が上がる。
3-② 新規LP制作(0→1)
構成フレームワーク、画像生成、コピーライティングのAI活用
やりたいこと
新しいサービスやキャンペーンのLPをゼロから作りたい。構成の設計・文章の作成・画像の生成・実際のコーディングまで、AIを活用して効率化したい。
LP制作の工程と、各工程でのベストツール
「ファーストビュー → 悩み共感 → 特徴紹介 → お客様の声 → CTA」のような構成を決める工程。
見出し・キャッチコピー・本文・CTA(申し込みボタン周りの文言)を書く工程。
ヒーロー画像、アイコン、バナーなどのビジュアル素材を作る工程。
デザインを実際のWebページとして組み立てる工程。
つまりこういう分担
| 工程 | ツール | 必要なスキル |
|---|---|---|
| 構成設計 | Claude | 不要(チャットで指示するだけ) |
| コピーライティング | Claude | 不要(チャットで指示するだけ) |
| 画像生成 | Gemini | 不要(チャットで指示するだけ) |
| コーディング | Claude Code | 不要(AIが全部書いてくれる) |
すべての工程でプログラミングスキルは不要です。AIへの指示(プロンプト)の出し方だけ覚えればOK。
用語解説| ファーストビュー=ページを開いた瞬間に見える範囲。ここでユーザーが離脱するか読み進めるか決まる。| CTA=Call To Action。「申し込む」「無料体験する」などのボタン。LPの最重要要素。| レスポンシブ=PC・スマホ・タブレット、どの画面サイズでも見やすく表示される設計。
まとめ:早見表
| やりたいこと | Gemini | NotebookLM | 専用SaaS | Claude Code |
|---|---|---|---|---|
| チャットボット | △ | ✕ | ◎ | 補助 |
| 報告書自動化 | ◎ | △ | — | ○ |
| 視聴分析 | ◎ | ◎ | — | ○ |
| 短尺動画変換 | ✕ | ✕ | ◎ | △ |
| 素材統合 | ✕ | ✕ | ◎ | △ |
| LP改善分析 | ○ | ✕ | — | ◎ |
| 新規LP制作 | 画像のみ | ✕ | — | ◎ |
記号の意味
結論
Gemini / NotebookLMだけでは、自動化と動画編集は完結しません。
分析・テスト・検証には使えますが、「自動で動く仕組み」を作るには別のツールが必要です。
動画編集はOpusClip・CapCut等の専用ツールが必須です。
AIチャットツール(Gemini、Claude等)では動画ファイルの加工はできません。
LP改善・新規制作はClaude Codeが最も力を発揮できる領域です。
分析からコーディングまで一気通貫で対応でき、追加ツールも不要です。